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パソコンバッテリーの寿命を延ばす効果的な方法
ノートパソコンのバッテリーの寿命を延ばす効果的な方法をご紹介していきます。1つ目の方法は、80%充電モードを使うことです。
ノートパソコンに使用されているリチウムイオンバッテリー(リチウムポリマーバッテリー)は、フル充電で保存すると劣化が進行していきます。
たとえば、ACアダプタを接続したまま使い続けたり、夜間にACアダプタを挿して充電し続けたりすると、フル充電状態が続くことになります。
そこで、充電設定を変更して、「80%充電モード」にすることがおすすめです。特に、バッテリー駆動での使用が多い場合、充電を80%までに抑制することで、寿命を延ばすことができるのです。
ちなみに、「50%充電モード」にすればさらに劣化を抑えることができますが、外出先でのバッテリー切れに注意が必要となります。
なお、設定方法はパソコンのメーカーによって異なり、一部対応していない機種もあります。
2つ目の方法は、過放電を防ぐ補充電を行うことです。フル充電をした時と同じように、0%のまま放置すると劣化が進行する原因となります。
ノートパソコンは、電源を落としていても毎日わずかに電気を使用しており、そのまま放置すると極端な過放電状態に陥ります。
こうした過放電を防ぐため、長期間ノートパソコンを使用しない場合は、「50%充電モード」等を使用して残量を40〜60%程度にしてから保管するのがおすすめです。
もし1か月以上保管する場合、月に1回はパソコンを起動させて残量を40〜60%程度に補充電しておくと効果的です。
3つ目の方法は、バッテリーを取り外して使用することです。外で使用する機会がほとんどない場合、バッテリーをパソコンから取り外して、ACアダプタのみで使用すれば、劣化を最小限に抑えることが可能となります。
ただし、この方法には2点注意すべきことがあります。
まず、ACアダプタが抜けないように気を付けることです。バッテリーを外した状態で、仮にコンセントが抜けてしまうと電源が落ちてしまい、作業中の大切なファイルが消えてしまう可能性があるので注意しましょう。
もう1点は、取り外す前に40〜60%程度の充電状態にしたうえで、ビニール袋などに入れて涼しい場所に保管しておくことです。これは、端子のショートを防ぎ、バッテリーをできるだけ良い状態に保つためです。
保管する際も、月に1回はパソコンを起動させて残量を40〜60%程度に再充電するといいでしょう。
4つ目の方法は、高温での使用を避けることです。バッテリーは熱に弱いという性質があるため、高温になるような環境で使用することは避けたほうがいいでしょう。
たとえば、夏場の自動車の中に放置したり、家の中でも特に室温が上がる部屋に置いておくことは避けるべきです。パソコンは、可能な限り涼しい環境で使用するのがベストであり、夏場であればクーラーの効いた部屋がおすすめです。
また、布団や毛布の上で使用して、内部の熱い空気が出てくる排気口もふさがないように注意しましょう。
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