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Li-ion バッテリーは正しく使用すれば本来の寿命の1.5倍程度まで耐用年数を伸ばすことができます。

初回使用時、通常使用時、保管時のポイントを紹介します。

  • 初回使用時
    バッテリー初回使用時にはバッテリーをPCに装着後、本体の電源を切った状態でACアダプターに接続して8時間以上の長時間充電(Deep Cycle)を行う。
  • 通常使用時
    100%の満充電の状態で使用することを避ける。レッツノートのECOモード、ThinkPad省電力マネージャーのようなバッテリー管理プログラムが利用できる場合は、80%程度の充電状態で放電が開始されるように心がける。満充電状態で引き続き充電を続けることが過充電の原因となり、バッテリーを劣化させます。使用機種に同様のプログラムが付属していないときは、バッテリーをPCから取り外してしまうのがもっとも簡便なソリューションとなります。
  • 保管時
    バッテリーを使用しないときは、40~60%程度の充電状態でPCから取り外し、涼しく乾燥した環境で保管する。また、バッテリー駆動時間が低下してきたと感じたら、100%(あるいはもうそれ以上充電メーターが上昇しなくなるまで)充電、3%以下まで放電、という作業を1~2回程度連続で繰り返す。バッテリー管理プログラムにリフレッシュ・メンテナンスツール(例: Thinkpad省電力マネージャの内部ゲージのリセット)がPCに付属している場合はそちらを利用することをおすすめします。